当事務所の代表は自動車メーカー(トラック、バスの大手です)で30年間働きました。 エンジニアではなくて事務屋なので書類を作るのが商売みたいなものです。 自分で書類を作るだけでなく、毎日延々と生産される他人の書類を読むのも商売のようなものでした。
日本の企業の社内文書は情報共有と合意形成のための重要なツールです。 通常、こうした文書は独特の「社内方言」、流行り廃りのあるテクニカルターム、伝統的で微妙な符牒、日本の大企業に特有の非常に複雑な合意形成と決裁プロセスについての経験と嗅覚、ある程度の予備知識がないと作成が出来ません。 作成した経験がないと適切に翻訳するのはかなり困難です。
英語が堪能だがこうした経験がない人や、辞書を引く手間暇を惜しまないがこうした暗黙知に対する感覚が不足している人が日本の企業の社内文書を翻訳すると、情報共有や合意形成というコミュニケーションの過程を阻害してしまうことがありがちです。 事前の予告なく符牒が出てきてもそれを見逃さずに一旦辞書を置いて意味を汲んで翻訳することが必要です。 符牒や業界用語に対する特殊な嗅覚が求められると言っていいでしょう。
当事務所の代表は、自動車メーカーで議事録、サプライヤーの生産準備フォロー調査票、プロジェクトの進行管理、組織表、部品取引基本契約、価格交渉資料といった文書を担当者として自分で作成し、それを翻訳して働いてきました。 そういう仕事に適性があったかは判断が難しいですが、さすがに30年そんなことをして生活してきたので安心して「得意分野です」と言えます。 お気軽にご相談ください。
 
社内に英訳くらい出来る人材、リソースはあるという場合は、翻訳チェックも承ります。 けっこう得意です。
日本国内の翻訳会社様から英語のネイティブスピーカーの翻訳者さん(大先輩たちです)の和文英訳のチェックをする外注業者として使っていただいています。
年に何回か「これは日本の製造業の企業で働いた経験のある私でなければ気が付かないだろう。 どうだフフフ…」という編集、改善ポイントを発見することがあります。