iPad Pro (Liquid Retina 11″ 2018モデル、MTXN2J/A)とポータブル音声翻訳機(POCKETALK W eSIM内蔵)を買いました。

iPad Proを買ったので、私が使用しているコンピュータ系のOSにはついにiOSが加わり、一通り揃ってしまった感じです。 私のメインの仕事環境はMacBook Pro (macOS)、バックアップ機等にWindows 10、Linux、FreeBSD、携帯電話はandroidです。 iOSだけ触っていないというのもどうかと思っていたので、思い切って投資することにしました。

実際にiPadを買ってしばらくいじっていたのですが、今回痛感したのは、私は15年程前にWindowsからMacにスイッチして、macOSにはすっかり依存してしまっているのですがやはりiOSとは相性が悪いなぁということです。

正確には、発表当初からiTunesとなじむことが出来なかったという…。 音楽ファイルを再生すると勝手に独自のデータベースにコピーしてしまいこんだり、知らぬ間にモバイルデバイスとの同期を司ったり。 守旧派の私には気に食わないことが多すぎました。

今までiTunesの使用を頑なに避けて生きてきた私がiPad Proを買って、正直まだ少し途方にくれています。 iOSの仕様のおかげで、予想はしていたのですがファイルシステムのディレクトリの概念が(たぶんまだあるのでしょうが)念入りに隠蔽されています。 だから、NASから音声やビデオファイルをダウンロードすると、iPadのどこに保存されているのかわからなくて頭が混乱します。

iTunesの挙動も、まだよくわかりません。

たぶん、iPadなどiOSデバイスは、NASなどよりもiTunesというへその緒で繋がった「母艦」(コンピュータ的には前世紀の死語ですね)かクラウドを前提としているのでしょう。

androidのタブレットの方がきっと私のような頑なな守旧派の頭には親和性が高いのでしょう。安価だし。 でも、もう私も会社員ではなくなったことだし、コンピュータ関係も遊びの比率が低下しているのです。 iOSは嫌いなんで使ったことがないです、というのはマズいです。 Windows 10と同じです。

プロとしてサバイバルするためには、MS OfficeだってiOSデバイスだって買いますよ。 投資しますよ。 (笑)

POCKETALK W(ポケトーク)も、別にそんなに欲しかったわけではないのですが、フリーランスの在宅翻訳者としてはポータブル音声通訳機は微妙に商売敵的なので、情報収集のために買いました。 クライアント様が持っていたり使っていたりしていて、当事務所が使ったこともないのではいずれ商いにも支障をきたしかねないという危機感からです。

今はiPad Proと自分の好みとのすり合わせに時間がかかっているので、ポケトークは実は開封の儀さえ済ませていません。 使用レポートと専用AIによる機械翻訳のインプレッションは、また別の機会に。