本日は2021年6月3日です。 天気はまあ晴れと言って問題ないかもしれない、梅雨入り寸前特有の雰囲気です。 先月末、2021年5月30日に仕事で使っているNASでトラブルがあり、比較的すぐに解決したので書いておきます。5月30日に何が起きたかというと、NASのメーカーであるSynologyのSynology Accountサービスから hogehoge.dscloud.meと接続が切れたとemailで警告が来ました。

こんな感じの「悪い予感がする」的なemailです。

Connection to hogehoge.dscloud.me has been lost since 2021-05-30 15:30:02 +09:00. Please check the network connection of your DiskStation, and make sure its DDNS service is enabled.
From Synology Account

This is an automated email, please do not reply directly to this email.
If you need further assistance, please contact us via Synology Account.

このhogehoge.dscloud.meというドメイン名には、身に覚えがあります。当事務所の本店ではない場所に設置しているSynology NASに外(InternetというかWANというか)からアクセスするためのサービスです。
仕事場からどこかに設置してあるSynology NASにつなぐ際、まあWebDAVやFTPでつなぐことがあります。WebDAVとかFTPとか、今どきオールドスクールですね。(笑)
このNASの特徴であるSynology Cloud Stationというサービスがないと、私はどうやって某所にある自分のNASに到達するかがわかりません。(実際にはNASのパブリックIPアドレスは頻繁には変わっていないようですが…)
この他にSynologyのNASにはquickconnectというサービスもあって、どうもこれも上手く動かなくなった模様。

QuickConnectとはどこの誰か?

Synology NASではFTPサーバーの他にSynology DriveというDropboxやGoogle Drive風のクラウドストレージ(同期可能)も便利に使っているし、Note StationというEvernote風のサービスも便利に使っています。(Evernoteと違ってデータ量やリンクする端末の数に制限がない)
さて、困った。 quickconnectが機能しなくなったのは、まず間違いなくDDNSの不具合(Synology 社からもらったhogehoge.dscloud.meという「名前」で繋がらなくなった)のせいだろうと思いますね。

胃が痛くなるような画面。


dscloudがどう設定されているかというと、当事務所は4台のSynology NASを運用しているのですが、そのうち#2(Synology DS215j)にDDNSサービスが設定されています。 WAN側のIPアドレスいっこがInternet側から「ヒノトリホンヤクのNAS」と認識されればそれでいいわけです。 DS215jのGUIのOSのコントロールパネルで確認すると、確かにこのNASだけがDDNSと繋がっています。 (上のスクリーンショットを参照してください)
設定を変更しようとしても何だか挙動がおかしいです。 NASのDDNS設定を一時的に無効にしようとしても、時間ばかりかかっている。 久しぶりにNAS自体の電源を切ってシャットダウン、しばらく冷やしたのですが、別に何も起こらなかったので「悪い予感」はいや増すのでした(オーバーヒートなど、ハードウェアや物理の不具合ではないらしい)。

結局2日後にNASのDNS設定(DDNSではない)を変更してプライマリDNSを192.168.0.1(うちの翻訳事務所のNASのデフォルトゲートウェイ、つまり実質的には契約しているISPのDNS)から8.8.8.8というIPアドレスに変更しました。 するとDDNS系のトラブルも解消しました。 なぜそれ(8.8.8.8)を試したかというと、他のSynology NASのコントロールパネルでquickconnectの動作状況を確認したときに「DNS設定を8.8.8.8(中華人民共和国であれば別のIPアドレス)に変更して試してみなさい」と表示されたからです。
DNS設定なんて、もう10年以上192.168.0.1(デフォルトゲートウェイ)に設定したままでした。 10年以上変えたことがない。 お約束のおまじないのようなものだと思っていたのに。

で、8.8.8.8に変更したら、あっさりとdscloud.meとの接続が復活しました。「おめでとう」とSynology Accountからemailが来たくらいです。 サービスいいですね。
結局、DDNSのトラブルかと思ったら、実際にはそれ以前のDNSのトラブルだったわけです。
この8.8.8.8は、あのGoogleのパブリックDNSサーバーだそうです。 ISPのDNSサーバーが、能力不足気味だったのかもしれないです。
ダイヤルアップ接続を卒業してからは、正直DNSサーバーの設定は「とにかく192.168.0.1と入れておけばいいのだ」とバカボンのパパになっていたのです。 もうそういう時代ではなくなって、DNSサーバーもGoogleにという世の中だったのですねぇ。

まあ、動けば正義ということで。