世界のマスク激動の時代到来
本日は2020年5月1日。 東京は快晴。
今週はウォーキングのオーバーワークで少し疲弊しているヒノトリホンヤクの代表です。
オリンピック頼みであまり健全じゃないのかなぁ、と思っていたインバウンドツーリズムが、新型コロナウイルスの突然の襲撃のおかげで立ち消えになってしまいました。 地域のお店や中小企業のみなさまのお役に立てる個人翻訳事務所として活躍したいと思っていたのですが、とてもそれどころではないです。 少なくとも、東京は東京なりに大変です。
マスクのお話です。
2020年4月12日にeBay.comで発注したギリシャ製の手作り布マスク、おそらく難民キャンプのマスク工場謹製のブルーのものですが、ここで写真です。
今日は5月1日ですが、このギリシャマスク、まだ当事務所には到着していません。 アテネの空港までは行っているのですがそのまま2週間、停止しています。
恐ろしい世の中になってしまいました。 マスクなんかよりも農業を始めて食料を自給する方が大切かもしれないです。
3月2日の時点では、WHOも「病気でない人はマスクを着用するな」と断言していました。
ここでWHOのプロパガンダ。 こうまで言ってもあなたがマスクを着用するのなら、正しい使用法と適切な廃棄方法を勉強しなさい、と脅しています。 でも、あまり「正しい使用法」を啓蒙する気はないようです。 無責任です。
下の写真は、おそらくシンガポールのデジタルサイネージです。 3月上旬の撮影と思われます。 わざわざサージカルマスクを着用している女性に真っ赤なバッテン❌までつけて、厳に戒めています。 よほどマスクを使われては都合が悪かったのでしょう。
次の写真は、3月12日頃のCNNのビデオからです。
「症状があるのなら別だが、マスクを着用するな」と言い切っています。「必要ないですよ」ではなく、「着用するな」ですから。
下にくっついているのは、その後の米国の警官の姿です。 単なるイヤミです。
しかし、4月15日に、ニューヨークのクオモ知事は公共の場でのマスク着用(あるいは布による鼻と口のカバー)を義務付けました。
ここでスクリーン。
で、今ではおしゃれなニューヨーカーもこの姿です。
ニューヨーカーは、マスクもかっこいいですね。
結局、WHOも一部の医師も、大きく評価と信用を損なってしまいました。 単に「先月言ってたことと、違うじゃん。」と批判されるだけでは済みません。 人間の生命がかかわっていたのですから、当然です。
専門家だろうがプロフェッショナルだろうが、ちゃんと根拠をわかりやすく示してアドバイスを発表しないからこういうことになるのです。 「いちいち説明しませんよ。 素人は私達のいうことを聞いていればいいんですよ。」という傲慢な心理状態があるから後で軽蔑されて叩かれるので、自業自得だと思います。
未知の新型ウイルスが相手で、色々とわかっていないのなら、わかっていないことを認めて謙虚に見解を発表しないといけませんね。