https://upload.wikimedia.org/wikipedia/commons/4/4d/Making_a_most_respectful_bow_when_standing.jpg

これ(上の画像)がお辞儀の最高峰、最敬礼です。

本日は2020年6月24日。ピーター・ジャクスン監督の「指輪物語」三部作の映画を観ていたのですが、
おや、と思う場面がありました。

脱線しますが、この映画というのは、邦題が「ロード・オブ・ザ・リング/王の帰還」というのだそうです。 英語の原題は The Lord of the Rings: The Return of the King というのですが、何故肝心の指輪(Rings)が邦題ではリング、と単数になってしまうのでしょうか。 よくわからないです。 そもそも原作の小説の翻訳書の題名「指輪物語」でよかったのではないか、と思いますけれど…。

日本の映画の配給の世界というのも、よくわからないです。 何年経ってもよくわからない。

さて、本題に戻ります。 映画「王の帰還」の大団円のあたりで、戦いが終わり、ゴンドールの王となったアラゴルンが戴冠式の後アルウェンと再会し、民衆から祝福されるシーン。 王と王妃が四人のホビット(フロド、サムワイズ、ペレグリン、メリアドク)の前に来た時、ホビットたちは帰還した王、アラゴルンに向かってお辞儀をします。 が、アラゴルンは、「我が友たちよ。 あなたがたが誰かにお辞儀をする必要などないのだ。」と言い、王と王妃がホビットたちに向かってお辞儀をします。 お辞儀というか、事実上ひざまずいています。

この部分は、本音では英語の字幕の入ったスクリーンショットを何枚かここに載せたいのですが…。 さすがに権利的に危なそうなので、やめておきます。

興味のある方は、Blu-ray ディスクやDVDでご確認ください。

(当サイトは「密林」のアフィリエイトとかやっていませんので、映画のディスクをクリック一発で購入出来る通販ページにリンクなど貼りません。 自力で検索してください。

欧米の社会でも挨拶としてお辞儀という習慣は当然大昔からあるのですが、

https://upload.wikimedia.org/wikipedia/commons/6/6c/Alfred_Grevin_-_Man_Bowing_to_a_Woman_-_Walters_372806.jpg

王様や神様や貴婦人(かなり死語)相手ならいざしらず、対等な相手にお辞儀などするものじゃない、という刷り込みがあるのかもしれません。
新型コロナウイルスのおかげで握手、ハグ、マオリのホンギを封じられた欧米、オセアニアの人々が、挨拶としてどうもお辞儀に乗り気でないのには、こういう事情があるのかなぁ…と考え込んでしまいました。

上の「パンデミック後の社会での、握手の代わりになる挨拶」の提案集のイラストは、USA Todayかどこかからいただいたのですが…。 かろうじてHead bowというお辞儀の一種が提案されています。でも、言葉通り頭だけでお辞儀をしています。 これは、腕組みまでしているのもあって、すごくイヤイヤで仕方なくお辞儀をしているように見えます。 「上半身を傾けたり腰を折ったりするのは絶対いや」と言いたげですよね。 そんなにお辞儀はイヤなのか。 (笑)

本当に、挨拶は難しいです。 知ってたけど。(笑)

話は変わりますが、eBayで注文していた、USMC(アメリカ海兵隊)のデジタル迷彩柄の布マスクが配達されましたので、ご報告します。

eBayで注文してから10日ほどでメイドインUSAの布マスクが届きました。
届いたのは2020年6月17日です。

これが封筒。

米国海兵隊の迷彩柄のマスクその1

これが中身。
米国海兵隊の迷彩柄のマスクその2
本体おもて面。
米国海兵隊の迷彩柄のマスクその3
本体裏面。
米国海兵隊の迷彩柄のマスクその4
装着した状態。
米国海兵隊の迷彩柄のマスクその5

評価(ヒノトリホンヤクの輸入布マスクレビュー):
耐久性はともかく、さすがにメイドインUSA。 作りはしっかりしています。
制式品の生地を使っているだけでしょうが、一応海兵隊のデジタル迷彩な見た目ですからね。
写真は、開封してすぐに仕事場で装着しているので一度も洗濯をされていないです。
だから、まだ形的にゴワっとしています。 これは仕方ない。
今は、何度か洗ったので人間の顔面に多少しなやかにフィットしていますよ。
ただし、耳掛けゴム(イヤーループ)が日本製のようにソフトで「耳に優しい」
ものではなく、弾性も強いです。 さすがメイドインUSA。 これでは、耳が痛くなります。
マスク補助具(当事務所でもいくつか手作りで準備しました。)は必須です。
色々とコレクションするのも、楽しいものですよ。