本日は2020年4月21日です。 例の新型コロナウイルス感染症のパンデミックで、まだ世界は混乱しています。
昨年夏に当翻訳事務所を外注業者として採用してくださった新しい取引先様は、いわゆる翻訳会社です。 2020年2月14日ころからエアライン系のお仕事の量が不安定になりました。 その後は、何しろ世界のあちこちで都市封鎖が始まったくらいなので、観光業界、ホテル系、エアライン系の景気がどうなったかはご想像にお任せします。
新型コロナウイルスが世界を揺さぶっている状況は、今も現在進行形なので生々しくてあまり詳しくは書けません。

縫製しない自家製布マスクの寸法と品質のバラつきを吸収するための補助具についてのブログの続き、第2話です。

前回でちょっとeBayの出品の写真を拝借した件ですが、もう出品は終わっています。
が、同じものの出品を見つけました。

https://www.ebay.com/itm/10-Piece-Mask-Hook-Third-Gear-Adjustable-Anti-Slip-Mask-Ear-Grips-Extension/392756018730

商品名は、相変わらずまだ安定していません。

Mask Hook Adjustable Anti-Slip Ear Grips Extension

などと言っています。 Third Gearというのはちょっとわかりづらい表現ですね。 調べておきます。

前回見たときは、ばら売りで単価が400円程度だった記憶があるのですが、今日現在eBay.comにある出品はすべて10個〜50個のロット商売になっています。
たぶん、売れすぎてしまって1個2個を梱包して発送していたのでは、眠る時間も取れないのだろうと思います。

商品説明の写真の中の英語も、上手になっていますね。

寸法もひと目でわかるように明記されていて、類似品を自作するときも参考になります。


もうひとつ見つけたのが、こちらの類似新製品です。

https://www.ebay.com/itm/50pcs-Soft-Silicone-Ear-Protection-Mask-Extension-Strap-Hook-Anti-Slip-Ear-Hoop/373016859639


Ear Protection Mask Extension Strap Hook Anti-Slip Ear Hoop

などと言っています。

耳よりも上の後頭部に装着する設計のようです。
すべりどめとも言っているので、これはアダプター自体がすべり落ちてこないように対策されているという意味だと思います。

これは、扁平なアジア人の顔(まあ、つまり鼻が低い)には良い設計思想だと思います。
首の後よりも、後頭部で耳ゴムを引っ張っています。 喋ってもマスク本体があごの方にずり落ちてこないので悪くないだろうと推測出来ます。

すべりどめと言っているので、ひとつ目の商品とは素材も違うのでしょう。
気になるのは、生きている人間の頭ではなく模型でデモしている点。
人間の頭(髪の毛があったりなかったり帽子をかぶっていたりヘッドフォンをしていたりする)でも、滑らずに安定しているのでしょうか?
ちょっと心配ですね。

別に心配する必要はないじゃないかと思われるでしょうが…。

実は2番目のタイプの商品を注文してしまったのです。

いつ配達されるかはわかりません。 こんなご時世ですから。

10日前にギリシャに発注した、難民キャンプのお母さん謹製(かどうかわかりませんが、とにかくギリシャ製)の手作り布マスクも、セラーは出荷したようなのですがアテネの空港で停まってしまっている気配が濃厚です。

ああ、念のため、私は50個ロットのものなんか購入していませんので。 お問い合わせとかは困ります。 転売目的でマスク補助具を購入しているわけではありません。

3個とか4個ロットのものです。

いや、待てよ…。 今気が付きましたが、商品の写真と黒いダミー人形が装着している商品と、似てるけど仕様が違いますよね。(笑)

いやいやいや。 これは黒いダミー人形じゃない。 CGIです。 頭も、マスク補助具も、マスクも、実物じゃないです。 

これだからな…。 中国大陸製。

ますます心配になってきました。