DELL Latitude 3340がへそを曲げてしまった話
今日は2021年7月20日、個人の翻訳事務所ヒノトリホンヤクがある東京都日野市は、猛暑でカンカン照りです。
暑さでダウンしそうですが、去年買った中古のDELL Latitude 3340が突然ブートしなくなったのでくじけそうになりました。。
この中古のDELL Latitude 3340を買ったのは2020年8月です。 一年前の当事務所のブログを参照ください。
おさらいですが、買って自分用にセットアップした後のLatitude 3340はこんな見映えでした。
先月(2021年6月)NomadBSDを使ってUSBメモリからブートするFreeBSDで遊んでいたときは、ほら、こんなに元気だったのですが……。
それなのにNomadBSDで盛り上がってしまい、TOSHIBA Dynabook R634/Mの中古を衝動買いしたら何故か7月16日にはDELL Latitude 3340がまったく起動しなくなってしまいました。
メーカー(DELL)のロゴも表示されず、POST(Power On Self Test)が始まりません。
自動車などでもよくありますよね、機械のくせに新しいものを導入するととたんに先住民族が嫉妬したかのようにへそを曲げ始める。
DELLのPCには5〜6桁のサービスタグNo.というものがついています。 Webのwww.dell.comみたいなところでサービスタグNo.を入力すると一気に関連資料をダウンロードできたり、保証期間内かどうかが判断できたりして便利です。 私のLatitude 3340は去年中古で買ったくらいなので、もちろんメーカーの保証は終わっているでしょう。 そりゃそうだ。
DELLのテクニカルサポート担当さんとメールで打ち合わせたところ、おそらくマザーボードの故障だろうと言われました。 Latitude 3340はもとはWindows 8プレインストールで出荷されていたくらいには古いモデルなので、サービス用の部品がもうないそうです。 だからメーカー修理も(有償であっても)手配できかねます、だそうです。
がっかりですね。
hpの13インチラップトップでもやけの衝動買いしますか。
でも、テクニカルサポート担当さんがひとこと「メモリモジュールを抜き差しすると何かが起きるかもしれません」。
失うものは今のところ何もありません。 現実に手元のPCは廃棄するか自分で分解して部品取りでもするかしかないのです。
ひさしぶりにラップトップPCのガワをバキバキっとこじ開けて内部を見ることになりました。
結局、2枚刺さっていたメモリモジュール(8GBが2枚)の1枚を取り去って電源を入れたら、黙ってDELLのロゴが表示されたあとにPOSTが始まり、OSが起動しました。 Windows 10とUbuntuのデュアルブートです。
メモリモジュールの周りはこんな感じでした。 メモリモジュールが一枚外れて見えるのは、私が外しただけです。 故障とは関係ないです。
突然メモリが半分になったのは悲しいので、「密林」で注文してしまいました。 ケースこじ開け用の工具(スパッジャーとかオープニングツールと呼ぶらしいです)も一緒に注文したのですが、折からの緊急事態宣言下での東京オリンピックのために道路交通が制限されております。 密林にしては珍しく木曜日(2021年7月22日)まで待たないと配達されないようです。
私は学生の頃からオリンピックというものは好きでないので、もともとの話ですがパンデミック抜きでいい迷惑ですね。
2021年7月23日 追記。
密林からメモリーモジュールが届きました。 オープニングツールというかスパッジャーも届きました。
今朝DELL Latitude 3340の底板を外して、RAMをインストール。 無事に再び16GBメモリーなマシンに復帰しました。 順調にブートしています。
DELLのテクニカルサポートの担当さんありがとう。 廃棄しないでよかった。
ついでにNomadBSD(中身はFreeBSD 13.0-RELEASE + Openbox Window Manager)をインストールしたTOSHIBA Dynabook R634/Mのメモリも16GBに強化しました。 FreeBSDが入ったラップトップでWi-Fiも使えて、メモリも16GBまで増やして、かっこいいですね。 (自画自賛)
余談ですが、Dynabook R634/Mのガワを開けるにあたっては隠しスクリューがみっつもありました(底板のゴム足の裏に)がそれをはずしてやればふわっと底板は外れました。 スパッジャーは買う必要なかったです。
イジワルなんだか優しいんだかわからないですね、東芝。