今日は2020年7月15日、東京は雨模様で涼しいです。

皆さんは、最近Webブラウザはどれをお使いですか?

私(翻訳事務所ヒノトリホンヤクの代表)は、サラリーマンだった頃、四年前、はもっぱらmacOSではGoogle Chrome、LinuxやFreeBSDではChromiumでした。 Windowsってなんですか? (笑)

冗談です。 サラリーマンは軍人みたいなものですから、軍服に身体を合わせていました。 会社では古代のMicrosoft Windowsを使っていました。 Windows XPだったかもしれません。 もう忘れました。 Webブラウザは、Google Chromeだったかな…。 忘れました。

フリーランスの翻訳者になってからは、Google Chromeを中心に、Opera、Safari、Vivaldi、Firefoxを日常的に使うようになってしまいました。 仕事柄、多数のWebページを同時に開きながらでないと商売にならないのです。 オンライン辞書、クライアント様のWebページ、世界時計で便利な timeanddate.com 、自分のEvernoteページとかです。

包み隠さずに書きますが、2020年になってからChromeから離れることが多くなっています。 いったい、Chromeに何が起こっているのでしょうか。

最初の凶兆は、ChromeでEvernoteのWebアプリが起動しなくなってしまったことです。

去年(2019年)までは正常に動いていたのに、今年は何故かユーザーIDとパスワードを入力してもWebアプリが起動しないのです。 Loading…とか期待だけさせておいて、いつまで経っても自分のノートにアクセスできないです。

仕事に一時停止がかかってしまうので、すみません、これは耐えられないです。

Evernoteの専用アプリ(デスクトップアプリやモバイルアプリ)を使えという声が聞こえてきそうです。 私はプレミアムアカウントにせずにタダ乗りしているので、Evernote Basicのデバイス数制限にひっかかってしまうのです。 察してください。 Androidのスマートフォンと、iPad ProにEvernote登録デバイスを割り振っています。 無料アカウントだと、デバイスは2台という制限がありますので。 だから本業の翻訳の作業中、MacBook ProではWebアプリのEvernoteが便利でした。

結局Chromeから逃げて、Evernote Web版は、Operaブラウザから使うようにしました。

次に、今月(2020年7月)に入って、Yahoo! Finance(本家英語版)の市場指数のチャートで不具合が発生してしまいました。 Chromeでアクセスすると、チャートがいつまで経っても描画されないのです。 

呆れて、AppleのmacOS版SafariにWebブラウザを切り替えてしまいました。 Chromeどうしてしまったんでしょうか?

Webブラウザの常用という意味では、昨年(2019年)の夏からFirefoxも平気で使うようになりました。 取引先のアメリカ合衆国の翻訳会社様がオンラインで研修などもしてくれる(ありがたいことです。)のですが、Firefoxでないとダメなのです。 おそらく研修の環境をFlashを使って開発してしまったのだと思います。 Webブラウザだけでなく、Flashも西暦2000年頃は全盛期だったのに、まさしく盛者必衰会者定離諸行無常栄枯盛衰ですね。

現在のFirefoxは十年前に比べると動きが軽快になっていますよ。 安定しているし、悪くないです。 ひところはメモリーリークがひどかったものですが…。

ただし、FirefoxはAppleのOSのインターフェイスとの相性に難があります。 MacBookのmacOSで、iPad ProのiPadOSで、ピンチアウト・ピンチインによる表示の拡大縮小に対応していません。 私も50代半ばで、眼が弱くなって(老眼ですよ老眼!)来ているので、これもちょっと困ります。

Apple環境でのWebブラウザといえばSafariがあります。 比較的唯我独尊なAppleが開発したブラウザですから、やはり色々とクセがあります。 クセがありますが、最近こなれてきたのか、またしても私が軍服に身体を合わせてしまったのか、使用頻度が上がってきました。 便利です。

昨日発見したSafariの便利な機能をご紹介します。(macOS版ですよ。)

これ(下の画像)が、普段コンテンツを読んでいる状態。 Safariのタブをいくつも開いて、その中のひとつを(老眼なので)ピンチアウトして拡大して閲覧中です。

ピンチインして、標準の倍率で表示します。

ここでさらに執拗にピンチインすると…。 下の画像のようにSafariのすべてのタブが並んで表示されます。 微妙にサムネイル的な大きさです。

 

ちょっとインターネットラジオの音がうるさいな、ミュートしようか、というときなど重宝すると思います。 あるいはパッとオンライン辞書をチラ見するとかですね。

MacBook Proユーザの皆さん、一度お試しあれ。

Chromeの時代は終わるかもしれませんよ。