PETボトルが和製英語だと認識しているとは、さすがは横浜
今年(2019年)の6月のエントリーでも触れましたが、PETボトルとか「ペットボトル」とかは和製英語だろう〜日本でしか通用しないだろう〜という件です。
都内の格式の高い立派なホテルのゴミ箱にも堂々とPET Bottlesと書いてあったりして残念だけど、言葉狩りをする気はなくて、お気軽に翻訳業界にご相談ください、というお話です。
8月28日〜30日、パシフィコ横浜の展示ホールでお仕事をしてきたのですが、そこのゴミ箱というか分別ゾーンで見かけた表記をご覧ください。
さすがは横浜、ちゃんとPETボトルが和製英語だということを自覚しています。
ふたつあるPETボトル専用ゴミ箱のうちひとつには、PlasticBottlesと英語表記がついていました。
なぜPET Bottlesも残っているのか、なぜPlasticBottlesの方がキャメルケースなのか、よくわかりませんが。
偶然ですが、実際にお仕事をしたアフリカ開発会議のサイドイベント、ビジネスフォーラム&EXPOにクライアント様が出品していた製品も、材料がPETだったのです。 コンゴから来たお客様に尋ねられて、製品の説明書きを確認したらPETでした。
「PET(ぴーいーてぃー)ですね。」
「PET…。 “ポリエチレンなんとか”だな。」
「そうです。 このお茶のボトルと同じ材質です。」
「ああ、なるほど。 わかったよ。」」
という会話が現実に展開されました。
ビジネスの商談会展示会の会話でこうなのですから、「ぺっとぼとる」などと和製英語を連呼しても海外ではコミュニケーションを阻害するだけです。 海外からのお客様が多い日本のホテルでも、PETボトルやPET Bottlesの使用にはご注意ください。